〇音楽


◎ちくりん生活音楽隊コンサート

クリスマスを目前にした1221日、「ちくりん生活音楽隊第95回コンサート」が「ひまわり館」で行われました。そぼ降る雨の寒い夜でしたが、40名超の会場は、演奏者と聴く人が間近かに相対し、すぐ目の前で生の音楽が流れるので親近感が持てる雰囲気でした。約2時間、皆の気持ちを楽しく温かにしてくれました

管理人は今回が2回目の参加でした。私は音楽的な素養がなく音楽評はできないので、自分が感覚的に感じたこと、見たことを素人目で書きます

オープニングは杉田氏のギター演奏で、会場は一気にコンサートモードに突入。続いて杉田佐代子氏の十七弦箏による『六段の調べ』。箏の音色は、正月によく聞くように厳かで日本人の心によく響きます。琴線に触れるとはよく言ったものです。弦数が多く、その分調律も演奏も難しいのでしょう

小中学生のピアノ、バイオリンの演奏が続きました。幼い頃から取り組み、楽譜を読み楽器を操れることは人に感動を与えることに通じます。TVYouTubeでストリートピアノをよく目にしますが、私にはできないことで非常に羨ましく思います。さりげなく入り、巧みな演奏を奏でるなんてステキですよね!格好いいですよね。将来、自分の拠り所、武器になると思います


圧巻は小原裕貴・広恵夫妻によるピアノの独奏、連弾でした。よく聞くポピュラーな音楽も目を閉じて聴くと心に響きます。クリスマスソングもイブを前に一足早くその気分になりました。連弾は、四本の腕、ニ十本の指が独立に鍵盤を打ち、且つシンクロしてハーモニーを奏でます。さすがご夫妻、息もピッタリが曲に現れていると思いました。やはり生演奏は演奏者の動きや表情、曲への没頭が伝わり、演者の気持ちが込められていて迫力があります。誠にいい「音楽の夕べ」でした。こういう世界も知るべきです

さつま俳句会の春田さんの俳句紹介もありました。県レベルの選考で入賞された句を紹介されました。場の雰囲気に合っていたし、さすがに文系の方々は感性や繊細さが違うな、と感じました
  小原夫妻の連弾『ボレロ』をはこちら>>


◎五つ太鼓連打

2019/8/4のさつま町夏まつり・熱勝祭での「五つ太鼓」の連打です。五つ太鼓は、野元トキさんらが広め、現在では、紫元流、雲母流、小牟田流、夜星流のグループがあります。夏祭りのこの日も、国道沿いで大連打が行われました

 

 紫源流五つ太鼓、ステージショー>>  (3分10秒)


◎宮之城中学校開校(新たな校歌と共に)

      宮之城中学校の校舎

川内川に囲まれた虎居城址(手前は分水路、奥は紫尾山)


2019/4/8、新宮之城中学校の開校式がありました。

 

これまで、さつま町には宮之城中、山崎中、薩摩中、鶴田中の4中学校がありました。この日、四つの中学校が統合され、新「宮之城中学校が」が誕生しました。城之口の旧宮之城中学校に、さつま町の全生徒506名が集い、新たな歴史を切り開きました

 

昭和44年に、宮之城中、佐志中、紫陽中、鶴宮中が統合され、今回更に統合が進み、平成最後の年にさつま町でただ一校になったわけです。非常にさみしい面もありますが、私たちもOB、OGとして宮中生に声援を送りたいと思います

 

この日、校長先生や生徒代表が祝辞や決意を述べ、生徒、先生、父兄の皆さんは気持ちを一つにし、新たな門出を誓ったと思います。新たな元号「令和」のスタートする年、この希望に満ちた出発にふさわしく新しい校歌も生まれました。作曲は、会員の小原裕貴さん、合唱は「ハーモニーさつま」さんが行いました。新校歌を紹介します。

 

【宮之城中学校校歌】

                    「ハ-モニーさつま」さんによる合唱 こちら>>      

   作 詞:原園 修二       (練習時に収録したもので、当日のものではありません)

   作 曲:小原 裕貴

 

一 紫尾の山脈仰ぎつつ       二 流れはるけき 川内の     三 いにしえ偲ぶ 城跡に

      希望いだきて 集う朝          水面に映る 瑠璃の色        湧き立つ誇り 雲の影

      あらたな絆 育みて           心を鍛え 身を鍛え         三年(みとせ)の試練 糧として

英知を磨く 学びの丘に        礼節修め 伸びゆく庭に      未来を拓く 望みの空に

ああ 精神の ああ 精神の      ああ 友愛の ああ 友愛の    ああ 溌剌の ああ 溌剌の

ああ 精神の 風薫る          ああ 友愛の 花ぞ咲く      ああ 溌剌の 意気高し


◎ちくりん生活音楽隊コンサート

 

2019/02/16 宮之城ひまわり館にて第90回ちくりん生活音楽隊コンサート(無料)が開かれました。これは、会員でもある小原裕貴さんが主宰する団体で、2ケ月に一回開かれ今回で90回を数えます。

 

第一部は、箏、バイオリン、ピアノの演奏で小学生や会員の横山より子さん(ピアノ、バイオリン)も出演し巧みな演奏を披露しました。第二部は、小原さんのピアノ、奥様とのピアノ連弾で皆を引き込むような迫力がありました。

 

管理人は初めて参加しましたが、「素敵な音楽の夕べ」を過ごすことができました。有難うございました。また、多くの音楽ファンが集まり、さつまの文化の高さ、多様性を感じました。その点、会場をウロチョロして写真をとり雰囲気を壊さなかったか心配です。その時の写真を掲載します(大人のみ)

 

また、勝手ながら同音楽隊のブログへのリンクを貼らせてもらいました(「ホーム」タグ)。詳細はそちらをご参照下さい。

 

 


◎「ハーモニーさつま」結成10周年記念コンサート


<写真は指揮・ピアノの小原裕貴氏と合唱団のメンバー>

 

2018/12/15、混成合唱団「ハーモニーさつま」の結成10周年記念コンサートが宮之城文化センターで行われました。

「ハーモニーさつま」は、平成21年5月に開催した宮之城文化懇談会創立20周年記念音楽会を機に結成した混成合唱団です。この音楽会で、会長小辻清行氏の紫尾山の6篇の詩に会員小原裕貴氏が曲を付け、組曲「紫尾山」が発表されました。

 

その後もこの素晴らしい楽曲を歌い継いでいこうと、小原裕貴氏を指導者に迎え月3回の練習を重ねています。毎年鹿児島市で行われる「県うたごえ交流会」にも参加し、23年からは県の代表に推薦され、千葉、広島、大阪、長崎で開かれた「全国うたごえの祭典」に参加しています。

 

今回のプログラムは5部構成で、懐かしい歌、組曲 紫尾山、日本のあの歌、ゲストのマリンバ演奏など重層的なものでした。単独での演奏会は初めてでしたが、多くの方に参加していただき大成功を収めることができました。ご協力ありがとうございました。

 

 当日のプログラム>>