宮之城文化懇談会では以下の3誌を発行しています。
当会は昭和63年に発足し、『宮之城文化』を発行してきました。以来、故郷に伝わる歴史・伝統・風習、或いは風景や産物を基に文化や埋もれている魅力を掘り起こしてきました。
里山文化や食文化など既に消えたものもありますが、そういった身近なものこそ本誌では取り上げており、今となっては貴重な記録となっています。
私たちは、”今を残し、先を見る”ことで「文化の継承と向上」「地域活性化」に繋げたいと考えています。
ふるさと宮之城は川内川の中流域に位置している。平安から鎌倉期にこの地を開発・統治した一族。それは領土・領民を守るため権勢をふるった大前氏。
虎の伏した形を模して「虎居城」を築いた。埋もれた歴史を眠りから覚めさせ、ここに先人たちの生き様を検証し後世に伝えていく歴史小説です。
地元の詩人で当会の会長でもある小辻清行氏の処女詩集。若いころよりいくつもの職を経験し、失敗や挫折を味わいながらも、いつも「言葉があふれ出た」という。山や川などの自然、家族、時代の流れなどの自己体験を澄んだ言葉で奏でた渾身の詩集。